半分外野気分

今日は院試。
結局うちのLabに残る人は一人。しかもプログラミングの方なので、実質ゼロに等しい。朝はボスがそれでぼやいていた。
でもねー。工学部で生物扱っているという特殊な環境だから、生物系のLabで院に残る人が少ないというのもある意味仕方がないんじゃないかなー。生物やりたい人は工学部なんて受けないもん。物理イヤだし(私だけ?)。


そういえばこの前バスに乗ってたら、夏休みで遊びに来たっぽい友達に高校生が路線沿いの紹介をしていたな。「ここはこの辺で一番頭のいい高校」とか。うちの大学は「理学部がないから生物はできないよ」だって。やっぱ「生物」といったら「理学部」だよね。あるいは「農学部」か。そういう地元の高校生へのアピールも必要だよな、これからの大学としては。
確かに農学部の先生は高校なんかに「出張講義」と称していろいろと出掛けてるみたいなんだよね。まあ、もともとこっちは農学が強いから招かれたりもするんだろうけど。実際うちの大学も前身は農学校だしな。だからこちらで生物をやろうとしたら農学部になるんだろうし、動物を扱いたい人は他県に出て行くんだろう。
地方大学、まして学部の少ないうちみたいなところは上手く特色を出して行かないと学生確保が大変だな、と思った今日。