学会最終日

午前は線虫の発表がいくつかあるのでポスターを見に行く。学習をやってる人のところに行ったら、「あんたの発表聴きに行きたかったんだけど行けなかったんだ。要点を説明してくれ。」と言われ、説明する。なんか変な感じ。やたらとよく喋りボディタッチをしてくるアジア系の彼だった。


午後からは聴くべき発表がなかったので、またしても観光に出向く。今日は自然史博物館。…展示資料の膨大さと展示方法の素晴らしさに圧倒される。xii氏が「航空宇宙博物館は肩透かしな気が…」と書いていたのが頷ける。先にこっちに来てたら完全に見劣りしてたな。
まあとにかく魚が好きなので海のコーナーから。ダイオウイカ、でっけーなー。深海魚はやっぱり面白い。そして化石コーナー。あんなにきれいな化石初めて見た。そして噂のバージェス頁岩。うおー、アノマロカリスだー。オパビニアだー。…感激。
ほ乳類のコーナーにはこれまたきれいな剥製が躍動感たっぷりに並び、恐竜や魚なんかの骨格標本もてんこ盛り。お昼は恐竜コーナーの片隅にあるカフェで超巨大なサンドウィッチを食す。色彩豊かな鉱物コーナーも見てちょっと人の少ない宇宙コーナーも見て回る。民族の歴史みたいなコーナーの片隅にミイラの棺が置いてあった。そういえばメトロポリタン美術館には大量に展示してあったよなーなんて思い出す。地下でお土産を買って、もう一度ぐるりと見て回る。こりゃあ真剣に見て回ったらホントに一日かかっちゃうね。また純粋に観光目的で来たいもんだ。


翌日朝5時半に起き、空港へ。
チェックインも簡単に済み、2時間くらい暇を持て余す。
その後デトロイトに着いたらなんと雪がちらついてた。今年の初雪、なんてことを思っていたらこっちに着いたら普通に3cmくらい積もる程降ってたけどね。


帰国翌日は案の定時差ぼけでダルい。おまけに次の日は置きたら夕方だし…。どんだけ寝てんねん。まあ3連休で良かったよ。
どうして向こうに行った時には時差ぼけにならないのに帰ってきた時はなるのかなあ。不思議。


そんな今回の学会。
今回もしつこいくらいに「良く寝れるねー」と言われた。そして「海外の就職もどう?」と。…うーん、どうだろうねえ。