舞城王太郎(講談社 講談社文庫)
…あらすじ書けない。あまりに破天荒だ。
とにかく。清涼院流水氏の作品を読んでいないと完全には楽しめないと思う。なぜなら「九十九十九」というのは氏の作品に出てくる探偵の名であって、そして他にもいろんな要素があちこちに出てくるから。ちなみに私は彼の作品は読んだ事がないので、その辺りはちんぷんかんぷん。まあ、今後も読む事は恐らくない。
しかしそんなこととは関係なく、舞城節は楽しめる。冒頭からかなりすごいけど、もう慣れた。途中はかなり複雑でなんのこっちゃと思ったんだけど、収束するところはいつもと同じテーマ。
母の愛、すばらしきかな。