植物ワクチンで産学公

月一のセミナー。
植物のウィルス病対抗策として、弱毒ウィルスをあらかじめ感染させると強毒(普通の)ウィルスに感染しなくなる。その弱毒ウィルスを製品として世に出すという話。
面白かった。学術的というよりも民間企業と大学、公の農業試験場みたいなところでどのように連携して研究を製品として完成させるか、というところが。つまるところは農家の方々に使ってもらわないといけないわけだから、如何に分かり易く説明するかがポイントなんだろうな。応用研究なりの大変な部分を垣間見たような気がする。大学で基礎研究やってるとそういうの、わからないからなあ。
でもワクチン様の働きとは言え、ウィルスを用いる事に農家の人々は抵抗ないんだろうか。日本人は口に入るものには敏感だし。