『敵は海賊・正義の眼』

敵は海賊・正義の眼 (ハヤカワ文庫JA) 神林長平 (早川書房 ハヤカワSF)
敵は海賊。おれ、海賊課。」
だから海賊相手にはどんな手段を採ったってかまわないという、シンプルさが魅力。ある意味海賊ヨウメイよりもラテルたち海賊課の面々の方が荒々しい。そんなシリーズの10年ぶりの最新作。
話自体は中編のような感じで割とサクッと読める。逆に言えば少々物足りない面も。とは言え久しぶりなので読んでいて楽しかった、というのがホントのところ。しかし相変わらずヨウメイというのは謎の人物だ。
次回作も早く出てくれるといいなあ。