ORs

月一のセミナー。
嗅覚受容体遺伝子ファミリーの進化について。
ほ乳類でも視覚が発達している類人猿以降では受容体数は少なく、それ以前の種では多い。また脊椎動物で比べてみると水棲の魚類と陸棲の動物とでは所有する受容体のファミリーが異なる。つまり、水溶性の匂い物質用受容体と、揮発性の匂い物質用の受容体に分かれるのではないかと。そして両生類ではどちらの種類も持っているらしい。
こういうクリアな結果があると面白い。こういう扱うタイムスケールが長い研究ってロマンがあるな。考古学となんとなく似てると思った。


でも、GPCかどうかは別としてもほぼ全て7回膜貫通型なのな。