『機動戦士ガンダムUC』9巻

機動戦士ガンダムUC (9)  虹の彼方に (上) (角川コミックス・エース 189-11) 福井晴敏 (角川書店 角川コミックス・エース)
ラプラスの箱」の存在を示す座標地点として示された、始まりの地でもある<インダストリアル7>へと向かう<ネェル・アーガマ>。しかし彼らの前には<袖付き>の大艦隊が立ちふさがる。その戦力差は圧倒的。そして後方からは連邦の<ゼネラル・レビル>から発したユニコーン2号機<バンシィ>も迫る。
ミネバの<袖付き>艦隊への説得が行われる中、戦端は開かれる…!


アンジェロお前もか、て感じ。
マリーダといいアンジェロといい「性的虐待=過去の傷」てのはいかがなものかと。あるいはマリーダとジンネマンの関係に対比させる形でアンジェロとフロンタルという関係を描きたかったのか?それにしても安易な気がする。前巻あたりの描写から嫌な予感はしていたんだが。


ともかく。光を求め続けたマリーダは皆の光となった。バナージの怒りを溶かし、リディの頑な心を解きほぐし、アルベルトの闇をも優しく照らす。最終巻、彼らがどう動くのかに期待。


しかし<ユニコーン>、フルアーマーというよりはフルウェポンだよなあ、あれじゃあ。