『ココロコネクト ヒトランダム』

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫) 庵田定夏 (エンターブレイン ファミ通文庫
山星高校1年生から成る弱小部、文化研究部。そこに所属するのは部長の永瀬伊織を始め、稲葉姫子、八重樫太一、青木義文、桐山唯の5人。ある日彼らの間で人格入れ替わり現象が起きる。混乱に陥る彼らの前に現れる謎の人物<ふうせんかずら>。この現象の結末は…?


この著者、なんだか難しい言葉を使いたがるな。もうちょっと、普通に良く使われる言葉を選んでくれていいのだけれど。テイストと会わないというか、何というか。その辺が慣れるまで一苦労。慣れてしまえば、物語中盤から動き出す展開に没入。


小さなことでも人には言えない悩みはあって、表には決して出さないそれを知られてしまったらどうなるか、という話を「人格入れ替わり」という現象を仲良し高校生5人組の間に持ち込むことで描いた作品。
以外と面白かったが、最後の展開と主人公たちの反応はどう?なんかそんな理不尽なことを受け入れちゃってるし。そんなもんなのか?
それでもって、<ふうせんかずら>の謎は?以下続刊、てことなのか。


まあ、次作も読んでみます。