2011-05-12から1日間の記事一覧

『名前探しの放課後』

辻村深月 (講談社 講談社文庫) 郊外型ショッピングモールの屋上で、依田いつかは違和感に気づく。その違和感は自分が過去へ3ヶ月だけ戻ったらしいということ。彼ははっきりと記憶していた。その3ヶ月の間に起こる同級生の自殺。しかし名前を忘れてしまっ…

第32回吉川英治文学新人賞

辻村深月氏が『ツナグ』で受賞。 と、大学から卒業生に送られるメーリングリストで回ってきた。ビックリした。 …そう、何を隠そう学部は違えど後輩に当たる人なのです。 めでたや。てことで、以下、彼女の作品の感想記。

面接

一泊二日で、かつて一度だけ行ったことのある県へ。果たしてどう行ったらいいものかと考え、途中まで飛行機で行くことに。 仙台空港へは電車が未だ復旧しておらず、バスで。道中、空港に近づくにつれ、津波の惨状が目に入ってくる。あれから2ヶ月経ったのに…