『機動戦士ガンダムUC』2巻

機動戦士ガンダムUC 2 ユニコーンの日(下) (角川コミックス・エース 189-2) 福井晴敏 (角川書店 角川コミックス・エース)
コロニー内で起こるMS戦。オードリーの安否を気遣うバナージは、彼女を捜しコロニー造成区域へ。そしてそこで出会う謎のMS、ユニコーンガンダム。偶然かはたまた必然か、ガンダムを託された彼は戦場への一歩を踏み出す。


もはやパターン化しているコロニー戦闘での巻き込まれ型主人公。そして<袖付き>(ネオ・ジオン)=プロ集団、で<ネェル・アーガマ>隊(地球連邦)=実戦経験の乏しい素人集団、という系図もある程度パターン。
目新しい点としては「ラプラスの箱」と呼ばれる連邦政府の体制を覆し世界を変えることのできる(どのように、かは不明)モノへの道標としてユニコーンが設定されていること。この辺りの謎は今後徐々に明らかになっていくのではないかと。
まあ、なんだかんだ言っても人物描写や設定がきちんと書かれてるから安心して読めるのだ。