『機動戦士ガンダムUC』8巻

機動戦士ガンダムUC (8)  宇宙と惑星と (角川コミックス・エース 189-9) 福井晴敏 (角川書店 角川コミックス・エース)
ラプラスの箱」を巡る争奪戦の中で所属する組織から捨て駒のごとく扱われてきた<ネェル・アーガマ>隊と<ガランシェール>隊。生き抜くために彼らは連邦とネオ・ジオンという枠を超え、団結して「ラプラスの箱」捜索に乗り出す。しかしそんな彼らを見逃すはずもなく。ジオン共和国も巻き込み迫る<袖付き>のフロンタル親衛隊隊長アンジェロ。一方でマーサ・カーバインは連邦の新造艦<ゼネラル・レビル>を取り込み、新たなパイロットを得た<バンシィ>を送り込む…!


理解と調和というニュータイプの定義。それを実践しようとバナージやオードリー(ミネバ)を中心に<ネェル・アーガマ>に集った人々。しかし長年憎しみ合ってきた人々がそう易々と和解できるはずもなく。そんな中でのジンネマンの心の苦悩。彼の懊悩は救ったはずのマリーダに救われたのか。
そして今までなんとなく頼りなかった<ネェル・アーガマ>のオットー艦長が活躍し始める。良い意味で開き直ったのかもしれんな。


しかし皆フロンタルのことをホントにシャアだと思ってるんだろうか。言葉は似ていても随分と思想、行動が違うしな。会った事のあるミネバならわかるんじゃないのかなあ。