「ゴールデンスランバー」

伊坂幸太郎氏の同名小説の映画化。原作はまだ文庫化されていないので読んでない。
舞台が仙台ということで観てみた。初めは「あー、あそこねー」というところばかり気になっていたが、次第に話に引き込まれる。


純粋に面白かった。キャストも良いのだろうが、伊坂作品の「らしさ」が上手く表現されてると思う。樋口さんが飄々としてたり、見知らぬ人達が手助けしてくれたり、オートバックスの店員が一緒にCMソングを歌い出しちゃうところとか。変に達観していて強い両親も良い。私はあそこまで子供を信頼し、世間に楯突くことができるだろうかと疑問。


斎藤和義氏の音楽も合ってたなー。


小説を読めるのが楽しみだなー。