『すたーらいと☆ぱ〜ふぇくと!』
火浦功 (朝日新聞社 ソノラマノベルス)
既刊の『すたーらいと☆だんでぃ』『すたーらいと☆こねくしょん』『すたーらいと☆ぱにっく』と新作読み切り2編を含む合本。新作と言っても書籍化されていないってだけで、書かれたのは随分前なんだけどな…。
連邦移民擁護局のエージェントである自称ボギーこと鳴海甲介と、ひょんなことから知り合った女子高生のジギー。二人が悪の秘密結社(?)"ブラックハンド"の面々と繰り広げるドタバタアクション。かる〜く読めます。
以前読んだのは中高生の頃だからン十年前のこと。当時はコバルト文庫を買うのが恥ずかしくて妹に買ってきてもらったものだった。
その後レーベルを換え新たに出版され、新作のタイトルだけが先走ったこともあったが、出版に関しては音沙汰なし。待ちに待ってこの完結編(?)となったわけで。
まあ、年月を経ても面白いや。氏のアイデアの斬新さも衰えない、と言うか、他の人には真似できないものだと思う。…いや、久しぶりのC調を堪能しました。
ところで『ガルディーン』はどうするのかなあ。