連休

土曜日。朝、幼稚園に子供を迎えに行く。特に変わった様子も無く、夜もきちんと寝られたらしい。寂しかったかと訊いたら、大丈夫だった、楽しかったと言われた。…こうして大人になっていくのね。


土日と市街地にある公園で東北6県のお祭りを一堂に会するイベントがあったのだが、子供も疲れている様子だし暑かったしでパス。そしたら土曜日は随分と大変だったらしいな。ま、ねぶたと竿燈は昔見たことあるし、さんさも何回か見たからいいか。


奥さんが、ニュース等で急に知識を得て女子サッカーにハマる。深夜まで起きてらんないと言って、決勝戦を録画し、早朝から観てた。普段スポーツなんて絶対観ないのに。むしろスポーツ中継で自分の観たい番組が中止になったりするから、毛嫌いする方なのに。…何故?
まあとにかく優勝、良かったです。何事も頑張って、信じるに足る努力を積み重ねれば結果はついてくるのかなあ。しんどいけどやっぱりもうちょっと頑張るか。

『マルドゥック・フラグメンツ』

マルドゥック・フラグメンツ (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-11) 冲方丁 (早川書房 ハヤカワJA)
これまでに発表された短編に加え、第3部として刊行される『マルドゥック・アノニマス』に関連した短編と、著者インタビュー等を含む短編集。


ズルイ。インタビューを読んだら、完全版も読みたくなっちゃうじゃないか。『〜ヴェロシティ』もまだ読んでないのに。いや、『〜ヴェロシティ』を読んでから完全版を読む?それもイイ…ワネ。
まあとにかく。「マルドゥック・ヴェロシティ Prologue & Epilogue」を読むと、『〜ヴェロシティ』がアメコミの様で面白そう。『〜ヴェロシティ』の広告ともとれるこの短編にまんまとやられた次第。


そして『マルドゥック・アノニマス』も期待大だ。

お泊まり保育

今晩は上の子が幼稚園にお泊まり。年長さんのみのイベント。人生初の親から離れての一晩。
夜になったら先生に言って、電話をかけて迎えに来てもらう、とか言ってたが、なんだかんだで楽しんでいればいいのだが。

『夢の守り人』

夢の守り人 (新潮文庫) 上橋菜穂子 (新潮社 新潮文庫
眠ったまま目を覚まさない姪のもとを訪れるタンダ。しかしその原因はわからず、一方で王宮の一の妃も同じような症状にあることが知らされる。そしてその症状はついにチャグムにまで…。その頃バルサは山中で人買いに追われていた青年ユグノを助ける。放浪の歌い手である彼を連れてタンダのもとを訪れるのだが…。


人はなかなか自分の幸福を認められないのかもしれない。だから夢に引き込まれ、もしもの世界を夢想するのかも。不幸であると思い、そこから這い上がるしたたかさも、人の性質なのかもしれないが。
夢が主題であるが故に農民たちの現実が浮き彫りにされた感のあるシリーズ3巻目。
そして呪術師として強力、キャラも強力なトロガイ師の若かりし頃の話でもある。…師の若い頃って、イメージし難いな…(笑)。


しかし「花」がどういったものであるのかが、いまいち良くわからなかったなあ。