2009-08-31 『機動戦士ガンダムUC』5巻 読書感想記 本 ガンダム 福井晴敏 (角川書店 角川コミックス・エース) 「ラプラスの箱」への道標たる<ユニコーン>のラプラスプログラムが示した座標、それは宇宙世紀開闢の時テロにより爆破された首相官邸だった。官邸捜索に向かう<ネェル・アーガマ>。それを追尾する<袖付き>。地球を眼下に見る衛星軌道上で三たび見えるバナージとフロンタル…。 人物がきちんと描けていて面白い。特に脇役である大人達。バナージを叱咤し、そしてさりげなく背中を押す彼らの姿は素晴らしい。むしろバナージの友人のタクヤやミコットの描写がほとんどないのが気になるが。 ようやく半分。そして次巻からいよいよ地上編。